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新・田村麻子のオペラな人生 シューマンのリーダークライス

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シューマンのリーダークライス

こんにちは!

最近、
今年後半の主なスケジュールを、ホームページにアップしました。
私の演奏を聞いてみたいな、、、と思ってくださる方がいらっしゃいましたら、
是非、こちらを参考にして、来ていただけると大変嬉しく思います。

www.asakotamura.com


さてまずは、明後日オペラシティで行われるガラコンサートですが、
今日早速、東京フィルさんとのリハーサルに行ってきました。
早くも完売してしまった人気コンサートで、
内容も盛りだくさんで面白く、
楽しいコンサートになりそうです。
またあさって以降、ご報告いたしますね。


それからこの秋、私が特に楽しみにしているのは、
石坂浩二さんプロデュースの、
ドイツ歌曲の最高峰の一つと言っても過言ではない
LiederKreisを、石坂さん自らの訳詞で、私が歌わせていただくと言う
コンサートです。



私にとってシューマンとは一言で表すことの出来ない
大きな存在であり、私の敬愛する作曲家の一人です。



その昔、まだ私がピアニストを目指していた13歳の頃、
ピアノの先生よりある日、シューマンのアラベスクを
練習の課題として与えられました。

この曲は、美しく繊細なのはもちろん、同時に
ほろほろとすぐに溶けて崩れてしまいそうな、危うさというか
はかなさを持っており、この曲を練習するたびに
どこか、切ない気分になり、
こういう曲を作ったシューマンとはどんな人だったのだろう。。。と
よく、彼の内面に思いを馳せていました。

それからほどなくして、
シューマンが、狂気のうちにこの世を去った人だと知り、
また先生のレッスンにて、
ほらこの部分で、あなたは彼が精神分裂だったことがわかるでしょう、、
と言った中間部分、の音楽的変化を改めて見ると、
その何とも言えない、不可思議な様子も、それで納得したものでした。

そして、
アラベスクの後は、アベッグ変奏曲、ノヴェレッテン、、、など
色々なシューマンの作品を練習していく内に、
その熱さ、濃さ、そしてその重さ深さに
どんどん魅かれるようになってゆき、そのうちに、
クライスレリアーナ、シンフォニックエチュードと言った
もっと高度で難解なテクニックを要する作品も
いつか必ず、弾いてみたい!!と
胸に秘めるようになっていきました。
残念ながら、
その後数年して、
私がピアニストになる夢をあきらめてしまった為に
それは叶っていないのですが、
でも、いつか時間の出来たときに
必ず練習して弾いてみたいと思っています。

少し話が反れましたが、そんなわけで
シューマンは、10台の頃の私にとって、
大きな存在の一人でしたが、
歌の道に変わった私は、また
彼の作品に出会い、そして
又恋に落ちるのです。

ということで、
音大時代から、私の憧れのドイツ歌曲トップ3は
今でも全く変わっておらず、それは
すべてがシューマンで、

詩人の恋(Dichterliebe)
女の愛と生涯(Frauenlibe und liebe)
そしてリーダクライス(Liederkreis)

の3つなのです。

これらは、あまりの憧れの為に
通して練習することがなぜか出来ず、
(まだ自分が、歌ったり練習するには、畏れ多い
と言う気持ちがあったからかもしれません)
その昔に、
ピアノ部分も何度も弾いては、涙し
その歌詞を詠んでは、その奥行きの深さにため息をつき、、、、
ということを何度もしたものでした。

そんなわけで、
シューベルト、シュトラウス、メンデルソゾーン、R.シュトラウスと言った
ドイツリートを人前でこれまで歌うことはあったものの、
シューマンだけは
Widmungという1曲を除いては、
これまで一度も人前で歌ったことがありませんでした。


それは、生半可な勉強で
これをステージで歌うのは、自分のセンスとして
許せなかったということも、あると思います。

しかし、今回縁あって、このようなお話を頂き、
せっかく浜離宮朝日ホールと言う
響きの良いホールで
昔から憧れていたシューマンを歌うチャンス。

ドイツ語を話せず、
又ドイツリートは、その言葉と音楽のあまりの密接さの為に、
その素晴らしさとは裏腹に、
つい敬遠しがちだったのですが、
今回は、そのワンクッション前の日本語訳詞での演奏。
これは、心して取り掛からねば、、と思うと同時に
ありがたく歌わせていただく事になりました。

ということで、
こちらは、この秋、皆様に一番、聞いていただきたい公演です。
これからどこまで、
シューマンの魂に近づけるかわかりませんが
ベストを尽くしますので、ぜひ
皆様と素晴らしい音楽をシェアできる一夜になればいいなあ、、と願っております。

ちなみに、1部のリーダークライスの後、2部は
バリトンの同僚も交えての、オペラアリアの夕べです。
がらりと変わって、声の饗宴となりますので
きっと、その変化のある舞台は、楽しいものになるかと思っております。
私のほうは、内側の切り替えが少し大変かと思いますが。。。笑

ぜひ、楽しみにしてらしてくださいね!

チケットのお求めはこちら
http://eplus.jp/sys/T1U90P006001P0050001P002032795P0030001P0007P0010200



最近は、少しさぼり気味のブログでしたが、
芸術の秋、、、ということで
またそろそろ、豆に更新をしてゆきたいと思っていますので、
どうぞよろしくお願いいたします!では又次回に、、、!


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シューマンといえば

私がすぐ思い出すのは、「ミルテの花」というタイトルだったかと思いますが
宝塚でやってたお芝居なんです
フランツとクララの恋物語を、クララ視点で書いてある物語で
このお話で初めて、
「音楽家にもその人の人生がありドラマがあるんだ」と知ったように思います
この秋は合唱練習に明け暮れる毎日で遠出ができないので
聞かせていただくことができませんが・・・
またお会いできる日を楽しみにしております

11/25聴きに行きます

追加公演の11/25、聴きに行きます。久しぶりに麻子ちゃんの歌を聴けるのを楽しみにしています。
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asako tamura

Author:asako tamura
こんにちは。
ソプラノ田村麻子のブログへようこそ!!
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また、
ご連絡は、こちらまで→
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