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新・田村麻子のオペラな人生 雪のヴェネツィア

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雪のヴェネツィア

移動が多く、書きたい事が山のようにあるのですが、なかなか時間が取れませんでした。日本では勤労感謝の日、アメリカでは、サンクスギヴィングとホリデーシーズンでしたが、皆様はどのように過ごされましたか? カーディフの思い出話や、コンクールについて、 又ロンドンについてなど、書きたい事が目白押しなのですが、 なにぶん、身の上に起こることと私のコンピューターに向かう時間 がうまく見合わず、お伝えできずに居ますが、 必ずいつか書きますので、楽しみにしていてくださる方は、 もう少しお待ちくださいね。 という事で、あせらずに、 今日は、とりあえず順を追って、起こったことを少しずつ書きたいと思います。 さて、霧のロンドンを発って、イタリアにやってきました。 ヴェローナに向かう事になっていたので、 一番近い空港であるヴェローナ空港につく便がもちろん便利だったのは言うまでも無いことなのですが、ふとひさしぶりにヴェネツィアに寄って行こうと気になって、 (ヴェローナからは、電車で2時間あまりです。) ロンドンヒースローからヴェネツィアのマルコポーロ空港に飛ぶことに決めたのは、 つい何日か前の事でした。 ロンドンがいい加減寒かったので、イタリアの暖かい空気を期待していたのですが、 ヴェネツィアについてみると見事に予想は裏切られ、 なんと雪が降りしきっていたのです! その上というか、ヴェネツィアに到着する前に実は、 まずロンドンヒースローでは、かつて無いほどの飛行機の遅延をロンドンヒースローで体験させられ、いい加減疲れていたので、この寒さはかなり応えました。 そんなわけで、 街の散策と共に、イチゴのワインでも買ってヴェローナにのんびり向かおうと思っていた私は、予定を変更して、みぞれの様な雪の降りしきる中、濡れて重くなったスーツケースを引きずって、そそくさとヴェローナに向かいました。が、 雨の中写真だけはしっかり撮りましたので、アップしておきますね。 そして夜は夜で、ヴェローナのさらに隣町のマントヴァという街に、 オペラ”カルメン”を観に行ってきました。 私のイタリアのマネージャーによると、数日前 あるイタリア人のテノール(イタリア人)から電話があり、 「今現在のマネージャーとの関係を終わりにして、 ぜひ今度はあなたと働きたいので歌を聴いてくれ」というリクエストを受けた、 ということでした。 余談ですが、私のイタリアのマネージャーは、かなり腕利きで有名なので、 必ず1日4-5件はこういうリクエストがメールや、電話やを通してあるということです。 という事で、彼は普段は、いちいちそのようなリクエストに答えないそうなのですが、 今夜のテノールは、すでにもうイタリアの各地で歌っていて、 ある程度名前も知られているため、聞いてみようと言う気になり、 私もそのお供をさせてもらったというわけでした。 ところが、、、、、蓋をあけてみると、、、、 これが実に泣きたくなるような公演でした。 実際私は1幕で、本当に心の中で泣いていました。あまりのレヴェルの低さに、、、。 詳しく書くと同僚である歌手をけなしてしまう事になり、申し訳ないので控えさせていただきますが、いくらイタリアの大手では無いといっても(イタリアでのメジャーはENTEと呼ばれ、これはミラノスカラ座などを含む13歌劇場の事を指します) このような出来では、肝心の本場のイタリアですら、 オペラ離れが進むのも仕方なかろうと、思ってしまいました。 特に、主役3人(カルメン、ミカエラ、ホセ)は、テクニック、解釈、演技、どれをとっても納得のいかない事のオンパレードで、いくらなんでもこんなに勉強不足では、観客に対しても、何より音楽に対して失礼だろうと、同じ歌手として悲しい気持ちでいっぱいでした。 という事で、 悪天候のための長旅と、不愉快になるような公演で、さぞ疲れてしまうかと思いきや、 反面教師というべきか、不思議と公演後の私の身体はエネルギーに満ち溢れ、 やはりたゆまない努力の結果であるテクニックこそが感動を生むのであって、 イタリア人だからとか、もち声の良さだけに胡坐をかいているものは 2流になってしまうのだと、再度思い返していた次第でした。 ちなみに、雪のためか、観客数も少なく、公演自体も覇気にかけていました。 私のマネージャーはもちろん、1幕で帰ってしまい、”興味なし”との事でした。 かわいそうだとは思いましたが、今夜ホセを歌ったテノール君には もっともっと勉強して欲しいと切実に思いました。 ダイヤモンドの原石も、磨かなければただの炭です。 皆、ダイヤモンドを抱えて生まれてきているのですから、 自分に与えられたダイヤモンドをこつこつ磨いていきたいものです。 それでは、又明日!
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