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新・田村麻子のオペラな人生 パヴァロッティ訃報

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パヴァロッティ訃報

おととい、NYの自宅に着きました。 ヴェローナを朝の6時に発ち、重いスーツケースを二つ、重い手荷物1個を 引きずり、かかえながら 電車に乗ってミラノまで行き、 そこから、マルペンサ空港に向かうプルマンにのって さあ、ちょっと眠ろうとしたところ、、、 “昨夜、世界的オペラ歌手ルチアーノ・パヴァロッティが 逝去しました、71歳でした。”と 訃報を伝えるニュースがラジオから流れてきて、 一気に眠気も覚め、心がなんだかざわざわして眠れなくなりました。 ちょうど、1年ほど前に、こちらのブログででも、 彼がすい臓がんであること、にもかかわらずモデナの自宅で レッスンなどを行っているらしいこと、、を書かせていただきました。 それ以来、 私は、近い将来のいつの日か、この訃報を聞くであろう事を どこかで恐れていたように感じます。 私が、真剣にオペラ歌手になりたいと強く願い、 またオペラというものの真の素晴らしさに魅せられたのは、 18歳の時にテレビで放映された往年の名歌手、レナータ・スコットと カルロ・ベルゴンツィという二人のスターの歌った 「ランメルモールのルチア」を観た時でしたが、 その後、オペラの勉強を進めていくうちに、 他にも素晴らしい歌手は沢山いるのだということを 少しずつ知っていきました。 その中でも、「いぶし銀の声をもつ」とか、 「キング・オブ・ハイC」と形容される声をもった、 ルチアーノ・パヴァロッティの歌を聞くことは、 真に心の踊る喜びであり、 その彼の歌を聞くたびに、私はまだ行ったことのないイタリアの まぶしく輝く太陽、ナポリの白い壁、乾いた空気、などを 思い描いていたものでした。 彼が、私の一番好きなオペラ歌手かと問われれば それは違うのですが、 しかし、彼のあの誰も持っていないような音色で、 軽やか且つきらきらと歌われる歌は、 思わず引き込まれていく魅力に満ちていて、 私は、彼の歌唱により、これぞオペラの魅力といった 醍醐味を何度もこれまで味わわせていただいてきました。 何よりも、彼のハイCと呼ばれる高音は、 その一声で、こちらの体温がかーーっとあつくなるような 興奮を引き出し、頭をグワングワン揺らしてくれるのには十分で、 9年前にMETで聴いた、オペラ「愛の妙薬」の 彼のネモリーノのアリアは、 その日私を興奮させて眠らせてくれないほどでした。 2002年には、幸運なことに横浜アリーナで 一緒の舞台で歌える機会を持てたのですが、 その時の彼は、どこか心ここにあらずといった風情に加えて、 想像していたよりも神経質な人、という印象を受けましたが、 あとから、彼の精神状態、健康状態も、あまり思わしくなかったのだと 聞き、ああなるほど、、と思った記憶があります。 いずれにせよ、 彼の死により、明らかに世界のオペラ界では、 何か一つの時代が終わったように感じます。 文字通り、大スターの死、、、、 心から、彼の冥福を祈ります。 あ、でも天国にいる人たちは、 彼の歌が聴けて喜んでいることでしょうね。 人気blogランキングへ
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