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新・田村麻子のオペラな人生 まもなくMET開幕

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まもなくMET開幕

今日は朝11時から、 MET(メトロポリタン歌劇場)で マダム・バタフライ(蝶々夫人)のファイナルドレスリハーサルを 観に行ってきました。 METでは、この本番と全く同じ最終の舞台リハーサルを 大抵公開にしているのですが、 今日はなんと、超のつく満員、立見席まで人がびっしりで、 どうしたことかと思っていたら、それもそのはず、 この秋から、 METは、新しい劇場総支配人になってシステムが一変し、 多くの市民に楽しんでもらえるよう何日か前に、フリーチケットが 配られていたようでした。 (私は今回のキャストである友人歌手にもらったので知りませんでした) さて、その新劇場総支配人、Peter Gelb氏は、 公演の始まる直前に舞台の緞帳前に出てきて、 4000人あまりの観客を前に、 「世界をリードする(!)アメリカのナンバーワンオペラハウスであるMETにて、 オペラをもっと現代社会に浸透させる事が私の最大の挑戦」と 短いながらも、力強いスピーチを始めました。  中でも印象的だったのは、 来週月曜日のオープニング(プレミエ)の舞台を 劇場前に作った巨大スクリーンにて流して、 道行く人にも、オペラの様子を楽しんでもらえるようにする事、 また、42丁目のタイムズスクエア(年越しの大騒ぎが行われる場所です)の ビッグスクリーンででも、その様子を映し出す予定であること、 又今後、オペラをたびたびそこで流して、 そのスクリーン前に何席かいすを設置し、 1席15ドルで鑑賞出来る様にする事(これは反響がありそうです) などなどでした。 私は、一オペラファンとして、 色々練られたのであろうプロモーション案を聞き、 非常に頼もしく嬉しく思うと同時に、 彼のような、ビジネスのプロが総支配人を務めるアメリカのショービジネス界では、 オペラファンを増やす事=自分の挑戦=お金が流れる事 と言う図式が当然のように頭にあるのだろうと、 改めて、感慨深く思いました。 とにもかくにも、今日観たバタフライ、 イングリッシュペイシェントという映画を作った Anthony Minghella氏の新演出だったのですが、 日本の文楽の様式を盛り込んだ斬新なものでありながら、 (私たち日本人には馴染みの黒子もいっぱい出てきました!) 現代演出にありがちな根拠のない奇をてらったものではなく、 私としてはかなり感心しながら、楽しんで鑑賞させていただきました。 空の過密状態と言われるほど飛行機が飛び交い、 インターネットの出現により、 これまでになく、世界東西南北の距離が縮まった現代では、 当然、文化もものすごい勢いで交錯しています。 今日、 METの新コンセプトの意気込みを受け継いだかのような シーズン幕開けを飾るバタフライを観て、 現代の中で一番保守的なもののひとつである クラシックオペラ界にも、 少しずつ新風が吹き込んでくるのだなあと、 感じました。 何しろ、新しい演出に対して寛容な北欧やドイツとは違い コンサーバティブの一番手であったMETが、、、ですから。 伝統を残しつつ、時代に適応してゆくものをこの目で見つつ、 その中での歌手のあり方を、 今一度考えさせられた時間でもありました。 それでは。。又次回に! 人気blogランキングへ
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