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新・田村麻子のオペラな人生 2006年11月

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今日はお知らせです

早いもので、11月も後わずかの日々を残し、 いよいよ師走に突入ですね。 さて、今日はお知らせがあります。 私の夢のひとつに、将来、 スティービー・ワンダーや、ダイアナ・ロスのように、 天災人災による被害者、被災地、 または不治の病や、貧困に苦しむ人を応援するための チャリティーコンサートにて 歌わせていただきたい、と言う事があります。 以前からそういう思いを持ちつつも、 そのようなことがかなえられる状況、 つまり私の名が売れて、私の名前だけで人が集まる状況が作り出せたり、 お金が集まる状況を作り出せる身分になるまでは、 無理だろうと思っていましたし、 そういうことが出来るのは、ずいぶん先の話なんだろう、、 と思っていました。 しかも、資本主義の世の中で、歌い手として 食べていかなくてはならない中、 自分1人の生活を支えるのでもぎりぎり精一杯の私が、 ボランティアとして歌うなどと言うことは、 いつかも書きましたが、 少し傲慢かと思った事もあります。 とはいえ、 長年トレーニングして培ってきた私の歌で、 何らかの形で、社会貢献が出来る事は、 必ず何かあるはずなのでは。。。と思っていた矢先に、 NYCにて、ボランティアを支援する団体、 NYDV(ニューヨーク・デ・ボランティア)を 今年5月に知りました。 いつか、Blogにも書かせていた事もあります。 この団体は、何かがしたい、という個人個人の自発的な思い, まさにボランティアの原点を何よりも大事にしており、 又その権化であるかのような、代表の日野紀子さんは、 日中身を粉にして この数年前に出来たばかりの団体を軌道に乗せる為、 精力的に活動してらっしゃいます。 私も、異国に住み始めて早や8年が経ち、 その間に日本人であること、日本人として 世界と関わっていることを、嫌と言うほど実感しています。 又世界には色々な人種がいる中、色々なことを見たり感じたりするにつけ、 日本人のもつ良さ、良い面を、 少しでも多くの外国人社会に伝えていけたら、、という欲求もありました。 そんな中、 同国人のかたが、NYにて、アメリカ社会にて、 そこから広がってひいてはインターナショナルに、 日本人の良さを、こういう形で アピール出来る機会を作ってくださったと言う事は、 私にとって心から嬉しく、また大変誇らしいことですし、 ますますこの団体を応援したいと思っているのです。 そんなわけで、 こちらの団体のファンドレイジングパーティー にて、 12月7日に、NYの素敵なタウンハウスにて 歌わせていただくことになりました。 これは先に書いたように、 少しでも自分の歌が、社会に貢献していると実感出来る嬉しい事ですし、 また、この団体を直接的に応援したい気持ちも表せる、 まさにうってつけの機会です。 又今年は、私個人にとっても、 ボランティア元年の第1歩の記念となることですので、 私の好きな、いくつかのオペラアリアを歌わせていただく この機会をとても楽しみにしております。 NPO団体なのですが、 やはり団体維持の為には、とてもお金がかかるそうです。 ですので、パーティーに出席いただくことが、 (つまりパーティーチケットを買っていただくこと)が 何より、ファンドレイズになるのだそうです。 こちらで、このような形で歌を歌わせていただくのは初めてですので、 どういう事になるか、非常に興味深く思っていますが、 私の歌で、多くの人に直接的、間接的に 役に立てることは非常に嬉しいことです。 もしご興味のある方がありましたら、 こちらをご覧ください。 http://www.nydevolunteer.org/activities/2006/2006.12.07.html 団体の知名度がまだまだ足りないせいか、 私の知名度も、アメリカ社会では勿論まだまだのため、 チケットの売れ行きが思わしくないようです。 が、 きっと、良いパーティーになると思いますので、 よろしければ是非、いらして下さい。 今ですと、ペア券が、60ドル(1人30ドル)だそうです。 私がこの自分の個人的なブログでこのように宣伝することは 今までなかった事なのですが。。。 それだけに、 私がどれくらいこの団体に期待を寄せていて、 又応援したいと思っているか、分かっていただけるかと思います。 それでは、、 いよいよあさってから、一万人の第9の為、日本に戻ります。 春以来ですので、とっても楽しみです。 皆様も、本格的な冬の到来前、 うがいと手洗い、マフラーを忘れずに、 風邪を引かないよう気をつけてくださいね!! 人気blogランキングへ 
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ThanksGivingDay

きのうアメリカ全土は、Thanks Giving Day(感謝際)で 国中がお休みでした。 これは、日本で言うところの元旦にもあたる、 クリスマスと並ぶほど大事な祝日で、 大抵のアメリカ人は、故郷に帰って、 懐かしい家族とともに 時間を過ごす事が多いようです。 アメリカに来てまだ数ヶ月、それが どれほど大事な祝日なのか、全くぴんと来ていなかった頃、 音楽院のクラスメートたちが、 嬉々として、サンクスギヴィングにどう過ごすかを話していた時がありました。 そんな中、私は普通の休日と同じ感覚で、 ”私は、学校の授業にまだまだ追いついてないから、 家で英語の勉強でもして過ごすわ”と何気なく答えたら こちらが驚くほど、みな一様にものすごく気の毒そうな顔をして、 「うちの家族のパーティーにいらっしゃいよ」とか 「家族でブルーベリー摘みに行くの、一緒に来ない?」 と誘われて、驚いたことがありました。 元旦に、家族とも離れてたった一人で机の前で勉強している学生、、、 というようなイメージだったのでしょうね、今なら、 なぜあの時皆があれほど気の毒そうな顔をしたのかわかります。(笑) ちなみに、 アメリカでは、日本のようにお正月は重きを持って迎えられず、 まるで、ただ単にある月はじめ、1日目、と言う感じです。 日本では大つごもり、大晦日と呼ばれ、 煩悩をとり払う除夜の鐘の音につつまれ、 厳粛なムードが漂う年の終わりも、 アメリカ人にとっては、馬鹿騒ぎの口実となる ニューイヤーズイブ、でしかなく、 やはり、お正月は日本に限る!と 毎年、出来る限り日本で過ごしたいと思っています。 ところで今度の新年に、 ハンガリーの、とある地方都市のオーケストラから 1月1日のニューイヤーズコンサート出演の依頼を頂いたのですが、 行った事もない土地(しかも寒そう。。)で、家族の同行もなく 大晦日、元旦をたった1人でホテルで過ごすのはどうしても気が進まず、 私にしては珍しく、依頼を断ってしまいました。 きっと、ニューイヤーズコンサートの為、 異国の地で、家族と離れて、 1人で新年を迎える演奏家は少なくないと思いますが、 日本人以外の者にとっては、 それほど苦痛ではないのではないでしょうか。 お正月をこれほどまでに重視する日本人である私にとっては、 ことさら、その日1人は嫌なものですけれども。 それに引き換え、 いくら滞米年数が長くなっても、やはり日本人である私にとっては、 サンクスギヴィングに家族と離れて過ごすのは全く平気ですので、 今年も、間際になるまで特に何も考えていませんでした。 ところが、前日になって急に、友達のお誘いを受け、 今年は知り合い宅にて,Turky(七面鳥)を食べさせて頂ける事になり、 数年ぶりに、きのうはアメリカのホリデー気分を 満喫させていただきました。 うっかり、カメラを忘れたので、写真をアップすることが出来ず残念ですが、 今回のTurky、本当に特筆に価するほど美味でした。 大抵焼くと、パサパサしてしまうことの多いのですが、 オーブンで焼いている時に、まめに肉汁をかけられ 手塩にかけられた今回のものは、焼き上がり後も肉がしっとりとしており、 中の詰め物と、ラズベリーソースとの相性も非常に良く、 滞米8年目にして、 本当においしいと思える”七面鳥”を食せて、とても幸せでした。 XX家の皆様、どうも有難うございました! さて皆様のサンクスギヴィング, 日本では勤労感謝の日、いかがでしたでしょうか?? それでは、また。。!!! 人気blogランキングへ 

ジャクリーヌ・デュ・プレ

こんにちは、いつものNYからです。 珍しく比較的暖かい日が続き、とても嬉しいです。 今日は何もなく家でのんびりしていたので、 Remembering Jacqueline du Preという白黒のフィルムを 観賞しました。 彼女は、私がもっとも敬愛してやまない演奏家の1人で、 なぜ、彼女のような人が夭逝しなくてはならなかったのか、 いつも彼女の演奏に触れるたびに、 その才能が悔やまれてなりません。 ナレーターは、ヴィデオの中で その謙虚さと、奔放さの見事なコンビネーションを 褒め称えていましたが、まさしくその通りで、 良い演奏家とは必ず、大胆さと繊細さが兼ね備わっており それが絶妙に相俟っていると言うのが 私の持論です。 深みのある人間は多面性があり、 色々なカラーを内に持っていますが、 それと同じで、ジャクリーヌは チェロと一体となって、 あらゆる種類の音色、キャラクターを 見せてくれます。 そんなわけで、 もともと弦楽器の音色が好きな私ですが、 彼女の奏でる音は、いつも身に染み入るようで、 本当に私の身体の中にある 琴線をかき鳴らされる感じがして、 いつも思わず涙が出そうになってしまいます。 そういえば、音大時代に、チェロに憧れて、 副科で、チェロと似た形状である ビオラ・ダ・ガンバという古楽器のクラスを 受講していたことがありました。 声楽科の生徒であるにもかかわらず、 身体よりも大きい楽器を持って登校する私を見て、 私の声楽科友人たちは、 姿をみるたび笑っていたものでしたが。 弦楽器の弦の部分が私たち歌手でいうところの声帯であり、 弓は、息であると言う説明を、私は何度か生徒さんに したことがあります。 ジャクリーヌの音楽は、 まるで、彼女の魂からほとばしる歌のようであり、 それでいて言葉に表せない、ある鮮明なイメージを私たちに 色とりどりに見せてくれます。 弦楽器と声は、互いに旋律楽器でありながら、 生の呼吸する楽器、呼吸はしないけれども限りなく肉体に近い楽器、 と言う違い、それから 言葉を持っている、持っていない、という違いがあり、 そこから生じるそれぞれの特徴があります。 昔むかし、弦楽器奏者は、偉大な名歌手からフレージングや 音楽つくりを学んだと言うことを聞いた事もありますが、 勿論その逆もまた然りで、 偉大な弦楽器奏者から歌手が学ぶことも多いものです。 と言うことで、 このように歌いたいものだ、、、と ジャクリーヌのアートに多くのインスピレーションを受け、 ヴィデオを見終わったところで、 今日はこれから練習を始めようと思います。 それではまた!! 人気blogランキングへ

コーチングとは?

こんにちは。 毎回、今度こそもう少し早く更新したいと思うのですが、 最近何かれとなくバタバタしており、 なかなか出来ずにいます。 NYに戻ってきてからあっという間に1ヶ月弱経ち、 もうあと2週間後には日本に戻って、 3週間後には「1万人の第9」の本番となりました。 でも!2週間は短いようで長いですから、 帰国までに、色々まだやるべきことを片付けなくては、、 と思っております。 と言っても、12月3日の後、年末の第9までの間 もう一度NYに戻ってくるのですけれどもね。 さて、 今は主に、毎日新しいレパートリーを勉強していますが、 その合間にも、オーディションの為地方に飛んだり、 レッスン、コーチングなどをこなす毎日です。 そういえば今日は、ちょうどいい機会ですので、 今日は歌のレッスンとコーチングの何が違うのかを、 ここに説明いたします。 歌のレッスン、英語で言うところのVocal lessonとは、 実際に歌い手として勉強して、歌い手としてキャリアを築いた先生が 生徒に、発声のテクニックを主に教えると言うものです。 もちろん、発声のテクニックだけではなく、 音楽的な内容にも言及することはありますが、 言葉ではなかなか伝えづらい、 実際に歌ったものだけにしか分からない感覚や、 大事なテクニックを教える事が出来るのは声楽の先生だけであり、 アメリカ、ヨーロッパでは、歌の先生とは 音楽や様式を教えるコーチとははっきり分けて考えられています。 さてそのコーチング、 英語ではCoachが行いますが、同じ仕事をするのでも ヨーロッパではおもにコレペティトゥーアとと呼ばれ、 イタリア語ではオペラのコーチングに限っては 総譜を弾きながら教えるため、スパルティートととも呼ばれます。 ほとんどが、ピアニスト、または指揮の勉強をしている方によって行われ、 歌い方から、カデンツァや、装飾のつけ方などを含む様式を熟知しており、 又3-4ヶ国語に精通してらっしゃる方が多いのが特徴です。 音楽がビジネスとしてある程度成り立つ国には、 声楽の先生、コーチとよばれる方々は必ずいますが、 世界広しと言えども、 本当にいいコーチングをして下さる方はなかなか多くなく、 しかし、いいコーチは皆一様に似通っていると言うのが、私の印象です。 そんな中、やはりNYにはいいコーチが集まっており、 いざ何か勉強しようと思ったときには、 それを教えてもらえる先生には、困りません。 コーチによっては、 フランス人だから、他のものもコーチできるけれどやはりフランスものが専門、 とか、ロシア人で主にロシアものが専門、 と言う風に自分のスペシャリティーを打ち出している人も多く、 こういう時に、やはりNYは便利だから離れられないなあ、、と思います。 と言うことで、明日は、又コーチング。 そしてあさっては、又オーディションです。 それでは又次回。 ちなみに、NYは例年と違い、なぜか暖かい日が続いており、 今シーズンまだ一度も風邪を引いていません!(自慢) 皆様も、くれぐれもご自愛くださいませ。 人気blogランキングへ

エルパソ 椿姫回想録 最終回

こんにちは、皆様。 さて、エルパソオペラにての椿姫回想録、 今回を最後にさせていただきますが、 今日は普段はほとんど書いたことのない、 少し専門的なことに少しだけ触れたいと思います。 (何といっても、企業秘密ですから。。。笑) 今回私の学んだことは、 なんといってもペーシング、と言う事につきます。 これは、ほぼ2時間半にわたる1本のオペラを通す中で、 どの部分でよりエネルギー、集中力を使い、強く歌うのか、 又、どこでリラックス出来るのか、と言うことを 綿密に計画して、自分のペースを作っていくことです。 椿姫のヴィオレッタという役は、 1幕、2幕、3幕と全く別物と言ってよいくらい 違う性質の声を求められる役で それは、ヴィオレッタと言う女性の持つ色々な面を 多角的にヴェルディが表現しているからに他なりません。 1幕ではより高度な発声テクニックが要求される場面が多く、 2幕では、よりドラマを表現する声を、 そして3幕では、ほとんど会話のようにすすんでゆく音楽の中で ピアニッシモを多く使ったり、声をほとんど張り上げることなく、 最後の死の場面に向かって説得力のあるドラマを作り上げなくてはなりません。 そんな中、自分の感情に任せて 最初から最後までこのヴィオレッタを歌ってしまうと、 確実に最後の幕のあたりでは声がかすれ、 コントロールの出来ない状態に乱れていってしまいます。 もちろん、オペラ歌手ですから、冷静に、、と思いつつも、 役に入りすぎて、とても感情的になってしまい、 ついうっかりと役の感情に任せて勢いで歌ってしまうという事は 避けられないことですが、 それが長く続いてしまうと、窮地に陥ってしまう確率の高い役だと、 今回リハーサルの時に、つくづく痛感しておりました。 ですので、ヴィオレッタとしてステージで生きるのはもちろん、 そうはしつつも常に左脳のどこかで、歌手田村麻子として、 ここは軽めに歌っておこう、 ここは感情に流されて声を使いすぎないようにしよう、、 と普段よりも、念の入った計算を必要とされた役でした。 それにしても、、、、 どれだけリハーサルで色々実験をし、練習を積んだとしても、 本番のあの独特の緊張感の中で得られる経験は やはり何十回のリハーサルに勝るものがあります。 これは何度舞台に立ってもそう思います。 今回は、たった2回の本番でしたが、それでも 初日よりは2日目の方が断然良い出来になりましたし、 エネルギーも本番になってしか出てきてくれない種類のものも、 私の場合は確かにあるということが今回分かりました。 では最後に、新聞でいただいた批評と写真を載せて 回想録を終わりにさせていただきますね。 では。。。! 人気blogランキングへ 本番前に相手役のテノールと。 エルパソタイムスより (2006年10月13日付) 原文抜粋; The show's success is vitally dependent on the title character; El Paso will fall in love with Asako Tamura's portrayal of this demanding role. Her voice rings into every corner of the hall, and her impassioned singing engages you throughout. Worthy of mention is her final act. With the pitfalls of melodrama waiting, she navigates the performance with a unique earnestness that fully realizes Verdi's most complete heroine. 意訳;このショーの成功は、何といってもタイトル役(主役)にかかっている。 さてエルパソは、 この大変な役を演じたアサコタムラにすっかり恋に落ちることだろう。 彼女の声はホールの隅々まで鳴り響き、彼女の熱のこもった感動的な演奏に あなたは完全に引き込まれることだろう。 特筆すべきは彼女の最終幕。 ここにはメロドラマの陥りやすい罠があるが、 彼女はショー全体を、独特なひたむきさを持って、 非常に正統的深みのあるものに、導いてゆく。 そして、 それこそが、ヴィオレッタこそヴェルディの完全なヒロインであると 私たちに気づかせてくれるのだ。

ハロウィーンと、エルパソ回想録3

今日はハロウィーン。 そんなことはすっかり忘れていて、 お菓子をくれなきゃイタズラしちゃうよ、といって家をたずねて来た 近所の子供たちには、ごめんね何も用意してないの、、、、 と言わなければいけない羽目に。 特に、今年がはじめてハロウィーンデビューかと思うような 小さなねずみに扮したかわいらしい女の子が おずおずと、Trick Or Treats?と聞いてきた時には、 ああ、しまった、 残念な夢のないことをしてしまった、、、 来年は必ず何か用意しておこうと強く決意。 さて、エルパソ回想録の続きです。 舞台稽古も順調にすすみ、 あっというまに ドレスリハーサル(本番前の最終稽古)の日を迎えることに。 この日の様子は、既にBlogでも書きましたが、 その時に書かなかったことをここに記したいと思います。 今回指揮者、演出家を含む音楽スタッフ、またキャストについては、 ほとんど何も問題がなく、私も大方満足していたのですが、 実は 舞台のスタッフの方々による 不備がとても多く、色々と問題が起こって、 最初のドレスリハーサルでは、 自分の歌に支障をきたしてしまうほどで (本当はそれではいけないのですが!) 今回は、改めて裏方スタッフの重要性を再認識しました。 どういうことか、順を追って説明します。 まずメーキャップアーティストの方が、アジア人の顔を これまでメイクしたことがないと言う方で、最初の日は 本当に酷い顔にされてしまい、 その後、楽屋に戻って 自分でメイクをしなおさなければなりませんでした。 そして、ウィグ(かつら)も、サイズが間違って注文されてしまったのか、 私の髪が長くて多いからなのか、なかなかうまく入らず、 無理やり入れるとしばらくして頭痛がしてきました。 これでは歌えないと文句を言ったのですが、 今日はこれしかないから、1幕はこれで我慢してくれとのこと。 2幕は違うもので、3幕は自分の髪でやることになっていたので、 しぶしぶ頭痛を我慢して、今度は衣装をつける事に。 メイクとウィグでかなり時間をとってしまったためか、 舞台が始まるまでには、あと15分しかないと言う時間に。 さていざ衣装をつけ始めると、 一度フィッティングのときに打ち合わせした 丈つめや、つける事になっていたストラップなどが 驚いた事に、未だにドレスについておらず、 彼女はあたふたとその場でつける事に。 それまで忙しかったこと、コーラスの衣装も今回多く大変で、、 と言い訳していましたが、 大きなオペラハウスでだったら、絶対起こらないような アンプロフェッショナルなミスに内心少しあきれていました。 それでも、 なるべくあせったりしないように務めつつ、 あと少し発声もしたいなあ、、などと思いながら、待っていると 今度は、舞台小物である白い小さいハンカチを、 裏方さんが用意し忘れていたことも判明。 私たちは、よく稽古時に使う小物と、本番で使う小物は分けて使うのですが、 その裏方さんは 稽古時のハンカチを本番でも使うと思っていたと言う初歩的なミスが発覚。 明日には必ず用意するから、今日はこれで我慢して、と言われ ぐっと文句を言いたいところをこらえて、 用意の出来た衣装をつけ、さてジュエリーと長手袋をつけ、 持つことになっていた白い扇を持とうとしたら、 それが袖のテーブルに見当たりません。 指揮者、オーケストラはすっかり用意が出来 コーラスも全員舞台に出揃い、後は幕が開けるだけ という状態になっていたのですが、 扇なしでは、私は舞台に出ることが出来ず そのために開幕は10分遅れて始まりました。 結局、 あるコーラスの人が持って言ってしまっていたということが判明したのですが、 私はもっとプロフェッショナルであるはずの劇場が今回は あまり頼れないと言うことに少しショックを受け、 情けないことに、そのことで影響されてしまい、 1幕はなかなか役に入れませんでした。 小物やメイクや衣装は、小さな事のように見えるかもしれませんが、 私にとっては、とても大事な事だということ分かったことは、勉強になりましたし、 これまでの舞台ではどれだけ多くのスタッフに 支えられてきたのかが、改めてよく分かった出来事でした。 それでは、続きは又次回に。。。! 人気blogランキングへ
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asako tamura

Author:asako tamura
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