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新・田村麻子のオペラな人生 2006年07月

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犬に噛まれた

こんにちは。 私は、小さい頃から犬や猫が大好きで、 高校生の頃に、ある1匹の犬を飼っていた事がありました。 顔も性格も可愛いワンコで、 生まれて2ヶ月目から、私のピアノや歌を聴いていた為に、 いつもピアノの下の、私の足元でおとなしく眠るような、 そんな犬でした。 そのワンコが死んでからは、 1ヶ月ほど心から笑えない日が続き、 その喪失感はあまりに辛かったため、 もう、二度と犬は飼うまい、とその時決意したものでした。 とは言え、生来の犬好きは変わらず、 犬を見ると、つい笑顔を向けずにはいられず、 アメリカにいようが、イタリアにいようが、 これまで、犬を見かけるとつい、見惚れていました。 そんな私は、犬でいやな思いをした事などこれまで 全くなかったのですが、 実は2週間前に、生まれてはじめて、犬に噛まれました、 しかも、顔を。。。。 その日は、ミラノの友人たちとあるお宅の庭で、 BBQパーティーをして、楽しく過ごしていました。 成犬のダルメシアンがそこで飼われており、 みんなの周りをうろうろして、食べ物を欲しがる姿が可愛くて、 肉の骨を上げたり、頭をなでたりして可愛がっていました。 そんな中、もっと親密になろうと顔を近づけたそのとき、 急にワンコの目の色が変わったかと思いきや、 右の頬と目の辺りに衝撃を受けたのです。 とっさのことで、急にあたりはしんと静まり返り、 何が起こったか、皆わからなかったようでした。 まず最初に頭に浮かんだ事は、 ”もう二度と舞台に立てない顔になってしまったのかも。。。” 反射的に抑えた右手の下の、右の頬と目の辺りに 何が起こったのか、痛いのか痛くないのかも、とっさにはわかりません。 たまたま幸運にも、その場に居合わせた 医者の卵である友達が、傷を見てくれましたが、 その彼が何も言わず傷の具合を見ている間に、 まだ鏡を見ていない私は、恐ろしさと心配のあまり、 貧血を起こしてしまいました。 幸い、傷はあさく、まるで猫に引っかかれたかのような 軽い傷で、2週間たった今では、殆どすっかり治り、 私を守ってくれた何ものかに感謝しています。 私にとっては、大好きな犬に噛まれた経験が悲しかったものの、 これまで、自分がうかつにどんな犬にでも、手を出してきたこと (今までよく、かまれなかった事だと思いました) を、反省するよい機会になりました。 しかし後日、 実はその私をかんだワンコは、毎日のように主人に暴行を受けてきた 犬だと言う事が判明。 そういえば、テーブルをうろうろしている時に、 何となく妙にびくびくしていた表情が、脳裏に蘇ります。 私が顔を近づけた時に一瞬脅えたような目をした あの顔を思い出すと、どこか、胸が締め付けられる思いがします。 かまれた事自体は、やはり怖い思い出なのですが、 私の怒りは今となっては、 その暴行を働いてきた犬の主人に向けられています。 愛を与えられず、暴行を受けてきた犬が、 やはり攻撃的に育ってしまう事は、至極もっともな事ですが、 それにしても、残念かつ悲しい事だと思います。 美味しい実をならせてね、と言って育てたトマトには美味しく甘い実が、 なんてお前はきれいなの、と言って育てたバラの苗には 美しい花が咲くように、 人間の愛の波動は、かならず物質にも伝わると信じている私は、 これまで、どんな犬とも仲良くできると自負していました。 しかし、暴力で疲れ、絶望した心には、 時間が必要なのでしょう。 この世の中から、少しでも暴力が減って、 悲しい魂を減らす事が出来るのか、、、、、! (犬だけではなくもちろん人間のもです) 大切な事は、教育、環境だと言う事は明白ですが、 それらに直接関わる事の出来ない今、 一体私には、何が出来るのか、 これからも考え続けてゆく事でしょう。 人気blogランキングへ
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クワの実って..!?

こんにちは、 今日は、少しだけ書きます。 私は今、とあるイタリア人家庭に居候中なのですが、 そこのお庭でとれたMora(モーラ)というものを今日食べました。 今まで、ブルーベリーの一種だと思って食べていたこのMora、 ふと気になって、辞書で調べてみたら、 桑の実、とかいてあるではありませんか! 「赤とんぼ」の2番の歌詞で、”山の畑の桑の実を、小籠に摘んだは幻か” とありますが、まさか、桑の実がこんなにハイカラなものだったとは!!! その瞬間、私の思い描いていた昭和初期の情景が、一気に崩れ、 この赤とんぼ、もう何度も歌っている曲なのに、 桑の実が何なのかきちんと知らずに歌っていたことを、 とても恥ずかしく思ってしまいました。。。 思えば昔、「からたちの花」を歌うときに、 この花がどんなものかを知らなくては、この歌詞の中の ”白い白い花が咲いたよ”の白さが表現できないと思って、 わざわざ、知り合いに頼んで、花を見せてもらったことがあります。 からたちと言う、あまりみなの知らないような花であれば、 逆にそうして、気をつけるものですが、 桑の実というのは、なんとなくおぼろげながら、知っているような気がして、 自分で勝手に今まで、黒くて小さい実を想像していました。 しかし、、、!こんなに洋風で、しかもおしゃれな実だったとは! まさか、日本にある桑の実は、このイタリアの桑の実と 少し違うってことは、あるんでしょうか? 今後、「赤とんぼ」の2番を歌うときには、ちょっと解釈が変わってきそうです、、、。 それでは、このMoraの写真で、今日は終わります。 人気blogランキングへ

夏休みの思い出ーその2ー

母によると私は、常に歌を歌っている子供だったようです。 スーパーマーケットに行くと、 野菜や果物などが売っている棚に鏡がついていますが、 それに自分の全身を映して、いつまでも飽きずに歌いながら踊っていたこと、 また、2歳のときに電車の中で次から次へと歌っていて、 それを聞いていたおじいさんが、降りる時に、 お譲ちゃん、いい歌を聞かせてくれてありがとう、 と言いながら、私に100円玉をくれたエピソードなど、 何度か親から聞きました。 確かに、小さいころの私にとって、 歌うことは無条件に楽しく、 いつも手持ち無沙汰なとき、一人でいるときには、歌う癖がありました。 学校での、給食前の準備、また登校、下校のときなど、 しょっちゅう何かを歌っていて、 一緒にいる友達に、麻子ちゃんといるといつも歌ってばかりで、 話ができなくてつまらない、と泣かれたこともありました。 そんな私にとって、歌うことは無条件に楽しい喜びであり、反面 ピアノの稽古というのは、私に決められた道、 となぜか思っており、子供ながら、 ピアノを弾く時にはいつも厳粛な気分になっていたものでした。 というわけで、前回述べたとおり、 幼いころの私にとって、ピアノの練習時に歌詞をつけて バッハを弾くことは、どこか遊びのようで楽しく、 (今から思うと、このように遊びながら楽しく練習する事は、 子供にとって理想的だと思います。私はたまたま偶然行っていましたが、、、) 練習のときだけでは飽き足らず、いつもそれを口ずさむようになったりして、 そのうち、それをカノン(注)に作り変えていったりして、 それを友達などに教えて、みんなで歌ったりしていました。 そうして、ある夏休み、(確か小学校3、4年生ごろだった気が、、、) 私は家のまん前にあった林で、 得意の木登りをしながら、それらのカノンを歌っているうち、 そこらへんで一緒に遊んでいた 弟や近所の子供たちにもそれを教えて、 その内に、その小さな、にわかコーラス隊の指揮をはじめました。 そして、指揮をするからにはみんなの見えるところにいかなくっちゃと思い、 木のてっぺんまで登って、指揮を始めた瞬間、 まっさかさまに転落し、 太ももに、折れた木の枝が突き刺さると言う重傷を負いました。 ワーワー大声で泣く私の異変を、弟が母に知らせにゆき、 私は救急車で運ばれ、その日に大手術を行い、 翌日から家族で行くはずになっていた、キャンプの予定は当然中止。 その残りの夏休みは、ほとんど家で おとなしく過ごす羽目になりました。。。。。 と言っても、私は本を読むのも漫画を読むのも大好きだったので、 その夏休みには、とてもたくさんの本や漫画を読んだ記憶があります。 以上、 夏になると、時折懐かしく思い出す 遠い夏の思い出でした。 思い出に付き合ってくださって、ありがとうございました。 人気blogランキングへ 注) カノンとは輪唱のことで、代表的なものとして、 「かえるのうたが、きこえてくるよ。。」 という歌を考えてもらえば分かると思います。

夏休みの思い出ー変な遊びー

コンサートや、オペラの本番、または大事なオーディションというものは、 概して同じような時期や、または案外同じ日に起こることも多く、 暇なときはずーっと暇なのに、本番が重なるときは、 3つも4つも重なってしまう、、と言う現象は 前からよく思っていましたが、本当に不思議です。 これは私だけでなく、友人の歌手たちともよく言っていることですけれども、、、、 ですので、私たちの仕事は忙しい時には、 ちょっと普通では考えられないようなスケジュールだったリと、 本当に忙しいのですが、 仕事のない時は、 時間がぽっかりと空く、「夏休み状態」になったりします。 少し前に、私が激動の日々を送っています、、と書いていたときは、 急に、オーディションや本番がばたばたと入り、 前の日に、次の日何を歌うのか知る、、と言う感じだったのですが、 そんな時には、 「ああ、、時間のあるときに、もっとあの曲を練習しておけばよかった。。。」と つくづく思うものです。 何もない「夏休み状態」の時に、 どれだけ練習、または実験しておけるかは、本当に歌手にとって大切なことで、 今後ますます、そういう時間の過ごし方が大切になって来ると思っています。 さてそんなわけで、大人になってからは、 本当の夏休みと言うものの存在を、すっかり忘れていました。 大体、夏休みと言うのは、子供時代にしか使わない言葉なので、 その響きには、独特の力があるように思いませんか。 強い太陽の日差しや、銀色の入道雲、生ぬるく乾いた風、 濃い緑の木々や、海の輝き、昼間のけだるい感じなど、、、 しかし私にとって「夏休み」と言うと、 まず真っ先に頭に浮かぶのは うるさいくらいの蝉の声、、、 そしてその中で、何時間もしたピアノの練習でしょうか。。。 私の母はかなり厳しいほうでしたが、 宿題をしろと言われたことは一度もなかった代わりに、 ピアノの練習は、かなり強制的に毎日させられていました。 特に夏休みには時間があった為、 午前中ずっと、とか、午後ずっと、、と言う感じで 弾いていた記憶があります。 集中して好きな曲を練習している時には、 窓の外の蝉の音は一切耳に入ってこないのですが、 好きでない曲を、だれて弾いたりしていると、 きまって蝉は信じられない程うるさく感じ、 それに触発されてか、飼っていたインコまで声高に鳴くため、 なんという喧騒のアンサンブルだろうか、、と思って 笑えてくる事も、しょちゅうありました。 大体子供時代の私にとってつまらなく、だれる音楽とは、 あまり美しいとは思えなかった練習曲や、 ポリフォニー(注1)の多いバッハなどで、 その良さが分かるには、あまりに幼かったと思います。 そんな中、次第に私は、つまらないバッハを弾く時には、 そのモティーフと呼ばれる動機の音楽(注2) に、自分で考えた歌詞をつけ、それを歌いながら弾く変な遊びを覚え、 そうしてバッハのポリフォニーを 何とか楽しいものに変えていっていたものでした。 それでは、この続きはまた次回に、、、。 Ciao! 人気blogランキングへ 注1)多声音楽の意で、簡単に言うと メロディーがあってブンチャッチャと伴奏のあるモノフォニー(単声音楽)とは違い、 全てが旋律である音楽のことです。 注2)1-2小節内で収まるくらいの、短いあるメロディー、フレーズの事。 テーマと考えても、よいかもしれません。 バッハは それを元に、まるで織物のようにその動機の綾なす音楽を多く作りました。

猛暑の過ごし方

こんにちは。 相変わらず暑いですが、皆様お元気でお過ごしでしょうか? ヴェローナに戻ってきてから私は、 暑さを避けて、 日中は殆ど外出しないようにしています。 それはどうやら他の人も同じ考えらしく、 夜になって少し涼しくなり始めると、 途端にわらわらと、街に人が出てき始め、 バールや、ジェラテリーア(アイスクリーム屋さん)は、 人でいっぱいになっています。 そんなわけで、日中歩いているのは、殆どが観光客のみなさん、、、 ですが そんな中でひときわ目立つのが、日本人観光客のかたがたです。 というのは、皆さん帽子をかぶっているからで、 中には日焼け防止のため、 手袋をされている婦人方も多く見かけます。 私も、なるべく日焼けしたくないので、ここイタリアでも 帽子をかぶったり、 出来れば日傘をさしたりもしたいのですが、なにぶん 日焼け好きのイタリア人の目には奇異に映るのか、 必ずじろじろ見られて、何となく居心地悪く感じてしまうため、 最近では、日焼け止めを塗るだけで、 済ませてしまっています。 が、この帽子効果、 実は、日焼け帽子というだけでなく、 暑さを防ぐのにもきっとかなり有効なのでしょうね。 私は子供の頃、夏の炎天下に 遊んだり歩いたりしていると、よく日射病になっていました。 体温よりも暑いところで、ずっと強い日差しに当たっていると、 身体に熱が溜まって、 それが放出できなくなってしまうのでしょうが、 それは決まって、帽子をかぶらずにいた時に 起こっていた気がします。 さすがに大人になってから、日射病になるということは あまりありませんが、 それでも、日中長時間、出歩いていると、 帰ってきてから、ぐったり疲れている事に気がつきます。 そんな時にはもちろん、すぐ歌の練習をする気にもなれず、 する事も出来ず、(また歌うと更に暑くなってしまうので) 人間は、本当に 環境によって、左右されてしまうことの多い生き物だと、 つくづく実感。 そういえば、まだ小学生だった頃の夏休みにも、 何時間もピアノの練習を続けてすると、 暑さのあまり頭がくらくらしてしまい、 練習の後のかき氷などが本当に美味しかった事など、思い出します。。。 と言う事で、次回は、 ちょっと昔にタイムトリップして 子供の頃の夏休みの思い出などを 自分の楽しみの為に、書いてみたいと思いますので、 よろしければお付き合いくださいませ。 皆様、夏ばてには、 本当に気をつけましょう!!それでは、、、、。 人気blogランキングへ 最近、不思議なコメントや、トラックバックを 受ける事が増えてきましたので、 もうしわけないのですが、コメント、トラックバックの書き込みが出来ないように、 設定変更にしました。というわけで、感想は、左記にあります、私宛のメールにて お願い申し上げます。ご迷惑おかけしますが、よろしくお願い申し上げます。

パリから戻ってきました

おととい、パリ滞在から戻ってきました。 今回は1週間と、短いながらも、完全なヴァケーションだったのですが、 やはり、仕事と関係なく行く旅は、とても楽しいものでした。 そして季節は夏! 否が応でも、開放的で、明るい気分になり、 とてもよい気分転換になりました。 ところで、 私が一番最初に日本を離れて、外国に行ったのは、 今から10年前も昔、母と共にパッケージツアーに参加した時なのですが、 どういうわけか、最初の海外旅行の割りには、 あまり記憶にありません。 今回も行った、ノートルダム寺院や、コンコルド広場なども 以前も訪れているはずなのですが、その時と 全然印象が違うのは、 自分が行きたいと思って、地図を見ながら足で歩いていった時と、 何となく人に連れて行かれた事の違いなのでしょうか。 また、たくさんの観光客に混じって、観光するのは 何となく不思議な安心感があり、 何をしても、「観光客だから」と言ういいわけが使えるのも、 便利だと思いました。(笑) あまり日本人のいないような状況の時には、 それこそ小さな親善大使気分というか、 「変な事をして、日本人全員がこうだと思われないように行動しなくては」 など、 思わなくてもいいと思いつつ思ってしまいますが、 パリのように、夏の人口の半分以上は観光客、というような所では、 あまりそう意識せず、好きなように、のびのびと振舞えた気がします。 そういえば、丁度W杯の決勝戦の時には 丁度パリで、イタリアを応援すると言う状況だったのですが、 残念ながらフランスが負けてしまった翌日に 近くのマルシェ(市場)に行き、 レバノン料理の店で、サンドイッチを買う時に、 うっかりイタリア語で話してしまったら、 それまで愛想の良かった売り場の伯父さんは、急にものすごく機嫌が悪くなって、 返事をしてくれなくなると言う一場面も有りました。。。 それにしても、 町で買うクロワッサンや、クロックムッシュウ、クレープはとても美味しいし、 モンサンミッシェルをはじめ、私の好きな生牡蠣や魚を 美味しく食べさせてくれる店はあちこちにあり、 街の雰囲気もとても好きになり、 又近いうちに時間を見つけて、ぜひ訪れたいと思いました。 では、最後に、 パリの知人宅のパーティーにて、 その友人モロッコ人シェフが作って下さったクスクスの写真と、 パリ市内のマドレーヌ寺院で、モーツァルトレクイエムを 聴いた時の様子をアップさせて頂きます。 この後、横にあるスープをかけて、食べました。とても美味!でした。 教会で合唱団もろとも演奏する時には、 残響が多すぎるため、指揮者はよほどテンポに気をつけないと、 何が何だかわからなくなるものだと、しみじみ実感、、、 した夕べでした。 それでは又! 人気blogランキングへ

久し振りです

更新を楽しみにして下さっている方には、 本当に申し訳有りませんでした! 私は書く事が好きなので、コンピューターの前に座る時間が 十分にあるときには、更新も頻繁に行えるのですが、 コンピューターを触れる環境にいない時、または 日本語の打てる環境にいない時、また 時間があまりないときは、なかなか 書きたい事が山のようにあっても、更新する事が出来ません。 この何日間かは、 パリに遊びに行っており、1日中色んなことをしていたので、 これとあれをBlogに書こう、、、と思いながらも、 その時間がなかったと言う感じでした。 と言う事で、近々、また書きますので、今日は ご挨拶だけ、、、! ではまた!

嫌い、、、、イタリアの電車

こんにちは、 激動の数日間を過ごしています。 何が激動なのかは、又後日ゆっくり書きますが 取り急ぎ、オーディションがあったことだけを ここに記しておきますね。 しかしまあ、つとに有名ではありますが、 イタリアは、その郵便事情とならんで、 鉄道が本当になってない! 毎度の事とは言え、今日もまたあまりに腹が立ったので、 (いつも腹を立てないよう努めてはいるのですが、、、) ここに少し愚痴ります! イタリアの鉄道会社があまりにも酷いのはもう百も承知なのですが、 しかしほんとに、まあその遅れる頻度、回数たるや、、、 イタリアを旅行した方ならご存知かもしれませんが、 イタリアの主要鉄道駅には、出発、到着を示す まるで空港にあるような大きな電光掲示板が備わっていますが、 こちらには、発着駅、出発、または到着時刻、そしてそれらの電車の発着する プラットホームナンバーが書いてあります。 そしてなんと、 その横には、堂々とRITARDO(遅延)というスペースもあるのです。 つまり、 全ての電車は遅れる可能性があり、その遅れかたも、最小のもので5-10分、 2-30分のものはざらにあり、時には、2時間の遅れ、というものも そんなに珍しくありません。 更に困るのは、どこかで乗り換えて行こうとチケットを購入していても、 最初の電車が遅れると、当然乗り継ぎの物に間に合わなくなり、 それが、何時間かに1本だとか、最終のものだったりすると、 あっけなくその日が台無しになってしまいます。 そんなわけで、 木曜日の昼にオーディションに行かなくてはならなかった私は、 ヴェローナから普段なら3時間半から4時間の目的地でも、 その日に着く事を選ばず、用心して前の日に移動し、 ホテルで1泊する事にしました。 ところが、、、、、、 その夜の電車も又大幅に遅れ、 夜の10時55分に到着するはずが、 真夜中0時過ぎに、駅に着くことに、、、 しかも、初めて行く場所の上、 イタリアの駅は夜、とても物騒なのです、、、。 まあ、それでも何とかちゃんと睡眠をとり、 次の日は、きちんと歌ったのですが、 帰りの電車が、、、、又1時間40分の遅れ!!! 本当に災難続きでしたが、 とりあえず無事に、 先ほど戻ってきました。 ということで今日は疲れ切っていますので、 又ゆっくり書きますね。 取り急ぎ報告まで。 人気blogランキングへ

辛抱、辛抱、、、

皆様、こんにちは。 本当は今週からパリで語学学校に通っているはずだったのですが、、、 実はまだ、ヴェローナ、イタリアにいます。 何故かと言うと、又マネージャーから、 ”今週木曜日、もしかしたらオーディションが入るかも、、”と言われたので、 少しの可能性でもある場合は、受けたいと思い、 出発を延期したからです。 しかし、 今日になっても、まだ劇場から連絡が来ないとのこと。 ちなみにそこは、ミラノスカラ座と並ぶレヴェルの 北イタリアにある有名な劇場ななずなのですが、 未だにオーディションが本当にあるのかないのかもわからない、、、。 全くイタリアの劇場は、南だけでなく、北もいい加減なのか、、、 と悪態をつきそうになりますが、 私は何処にいるのかというと、、、、、イタリアでした。 ですので、ひたすら辛抱しています。 随分前にこんな事がありました。 ある朝10時に電話がなり、マネージャーの声で、 「今日午後14時から、パレルモの劇場で オーディションがある。受けたいか?」 私はわけもわからず、どこで?何のレパートリー? と聞いたところ、 どうもパレルモの音楽監督が、アレーナ・ディ・ヴェローナ を観に来ていて、そのついでに急に 何人かの歌手を聴く事になったと。 そこで、私にもお呼びがかかったと言う事でした。 パレルモのマッシモ劇場と言えば、 ゴッドファーザー3にも出てきたあの豪華絢爛な劇場。 レベルもとても高く、 寝ぼけ眼の私は一気に緊張しました。 しかも、マネージャーが提案してきたのは、 「ナクソス島のアリアドネ」というオペラの ツェルビネッタという超のつく難役で、 何年も勉強してきたものとは言えども、 そうすぐに、やすやすと歌えるものではありません。 さらに、 その頃の私はまだ、朝起きてすぐに いい状態でバンバン歌えるというテクニックが 身についておらず、(わずか2年前ですが、、!) 筋肉をゆっくり起こし、声を起こすのに、 目覚めてから最低3時間は必要でしたので、 頭の中で素早く計算をし、4時間か、、、ぎりぎりだな、、 どうしようか、、、と思いました。 電話の向こうでは、少しでも不安があるならやめればいい、 出来ると思ったらやれとのこと。 パレルモは、イタリアの中でも無視できない大きな劇場です。 少しでも、変に歌ってしまったら、 この次はしばらくありません。 私は、準備がたったの4時間しかない、 また、曲が難易度Cのものだったと言う事もあって、 最終的に、いける!という自信が持てず、断ってしまいました。 しかし、、、。 後日マネージャーから、 その日の急なオーディションに果敢に挑戦した ポーランド人の私と同じレパートリーの歌手が、 結果的に契約にこぎつけたと聞きました。 「一人は、度胸がなく家にいて、何も得られず、 一人は、度胸があって、契約をもらった。 さあ、どっちが歌手として得だとおもうか?」 と言われて、 私は顔が火照るほど悔しく、 その時の彼の言葉は、後々まで心に突き刺さり、 今後金輪際、来たオーディションの話は断りたくない!と そのとき、堅く心に誓いました。 そしてあれから2年、、、。 いつでも、どこでも、かなりのレヴェルで歌えるように、、、 朝起きてすぐにでも、大劇場で歌えるようなレヴェルの 演奏を、、、と心がけて、 自分なりに色々実験したり工夫したり、頑張ってきたお陰で 最近では、朝早くても時差ぼけであっても、 何とか、落差が少なく歌えるようになって来ました。 それでも、やはりその日や、数日内のオーディション、 その日に言われたすぐの本番、と言うのは、もちろん怖いものです。 が、 若い歌手はそれをしていかなくてはならないのだと つくづく思いますし、 賭けに出られる度胸を養うのも必要だと思います。 私の場合、2年前のその悔しい経験があるからこそ、 例えば、3日後にオーディション、などといわれても 3日もある、、と思えるようなり、 成長して、強くなった自分を確認でき嬉しいですし、 今回のように 有るのかないのかわからないオーディションに対しても、 それにかかりっきりになるという精神的逼迫感もそう感じず 過ごす事が出来ます。 と言うわけで、あさってに本当に オーディションがあるか判りませんが、 又報告いたしますね。 人気blogランキングへ
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asako tamura

Author:asako tamura
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