上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。
新・田村麻子のオペラな人生 仕事の話

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

迷いに迷ったある夜の出来事 #2

さて前回の続きです。 これまで、何度もこのように、 同じ時期に仕事が入っては、涙を呑んであきらめるということを してきました。 仕事の大小の差はあれども、 大方の演奏家が多く経験している事だと思います。 私の場合、 大抵は自分の倫理観に従って、 最初にお引き受けした仕事をするようにして来ましたが それでも過去に何度か例外があります。 その時の自分にとって、更に良いと思われたからこそなのですが、 でも今になってよく思い返すと、 その時は良いと思えても、長い目で見たときには 結局、良かったのかどうだか分からないなあ、、と思います。 まあ、それも含めて全て今の自分ですから、 もちろん後悔はないのですけれども。 という事で、色々と頭を使い、 ああどうしよう、とさんざんパニックになりながらも、 結構な時間が経ち、そろそろ結果を出さなくてはいけない時間が迫ります。 最後に、 今度日本のツアーで伴奏をしてくれるはずの友人に国際電話をかけ、 どう思うか相談することに。 彼とは付き合いも長く、私の状況をよく知っているばかりでなく、 彼自身、フランスや日本でコレペティトール(歌のコーチ)として バリバリ活躍しているだけに、その言葉にはいつも信頼をおいています。 さて彼は開口一番、 もし、「その中米の仕事がぽしゃったら、どうなるの?」と これまで私の考えてもいなかった鋭い突っ込み。 はっ! その通りです。 目が覚める思いがしました。中米ですから大いに有り得ます、 しかも イタリアから来た仕事、更に有り得ます。 (大変失礼、、、!でも本当のことです) 突然、わけの分からない理由でもしもキャンセルになったりしたら、 きっと悔やんでも悔やみ切れないですし、 日本のほうには、申し訳が立たない気がしました。 一方、逆のことが起こったとしても、それほどでもない気がします。 更に彼は続けます。 「ほんとは、二つも仕事のオファーが来るって、とても有り難い事だよね。 だからほんとは、困ったり迷う事なんて何もないんだから、 もう一度落ち着いて、考えてみたら」とも。 正にその通りです。 確かに、とても有り難い事で、 ああ、同じ時期になんて、運が悪い!なんてちっとも思うこともなくて、 これは、何か天から試されているのかも、、、、 または何かのメッセージなのかもしれない、と思いました。 そしてその時、なぜか頭の中に 「日本の仕事の方をとろう!」と強いひらめき。 なぜか分かりません、うまく説明できません、でもそう思ったのです。 私の場合、こういう風に直感がくると早く、 決心は揺るぎないものになります。 即断しました。 早速、日本の事務所に電話をします。 (もうすごい時間になっていました、NYの朝4時、日本の夕方17時) 「色々お騒がせしたのですが、やっぱり、 日本の仕事をさせていただきますのでどうかよろしくお願いいたします!」  というと、電話の向こうではまだ怪訝そうに、 「本当にそれでいいんですか?少しでも未練があると、、、」 「いえ、決心は固いです。もう決めました。どうかよろしくお願いいたします。」 「そうですか、よかったです。(明るい声)では、こちらも邁進します!」         あーーすっきりした。これで良かった!心からそう思いました。 何時間か前まではあんなに悩んでいたくせに(笑) 何が決め手になったかといわれるとこれと言う事はないのですが、 あーだこーだと色々考えた末の、最後の天からのメッセージ、 と言うしか有りません。 本当は、自分の中で、何か決めておけばよいのでしょうが、、、 きっと、 これからも、こういう事は、また何度も起こると思います。 そして、その度に、私のことですから またあーでもないこーでもない、とぎりぎりまで考え迷う事でしょう、 でも、それでいいと思っています。 その時点では、決してどちらがいいか、 どうすればBetterかという事は、実は分からないのだと思います。 でも、その時々で、真剣に、考えて答えを出した事は、 何にせよ悪いとは私は思えませんし、 実はそういう風に迷う事自身が、やはり、天からの何らかのお知らせだと思うのです。 迷っていたさなかに、友人の1人は言いました。 「分かりやすい答えをください、と一生懸命祈れば、答えは与えられる」と。 もちろん、その答えを読み間違う時もあるのでしょうが、 私は今回、なぜか急にぴんと来た答えに忠実に従おうと思いました。 これも、今後私の経験値の一つになってくれる事でしょう。 というわけで、 2月の日本のコンサートツアー、とても楽しみになってきています。 良いものにしますので、東京近郊の方は 是非いらしてくださいね!!事務所からは まだ詳細を公にするなという事ですので、、 出来るようになり次第、詳しく案内させていただきます。 それでは次回は、この秋のNY、リンカーンセンターデビューの話しを、、、。 今日は長いブログでしたが、 読んでくださって、有難うございました。それでは! 人気blogランキングへ
スポンサーサイト

迷いに迷ったある夜の出来事 #1

先週のある日、あるEメールが来ました。 それは、 あるオペラツアーの仕事のオファーでした。 私も既にやったことの有る ヴェルディのオペラ「リゴレット」のジルダ役で 場所は、なんと中米が中心で、 ニカラグア、グアテマラ、コスタリカ、パナマ、 をバスで移動して、公演して廻るというもの。 ジルダ役に決まっていた人がキャンセルになったため 大急ぎで代わりを探しているということでした。 行ったことのない土地、そして好きな役ということもあって、 一瞬「やりたい!」と思ったのですが、 ツアーの時期をよく見ると、 何と、来年2008年の、1月末から3月頭にかけて。 その頃は、すでに 日本で、東京近辺のコンサートツアーが既に入っています。 (プロフィール欄にも既に書かせていただいています) こちらは、 既にこの夏、打ち合わせを何度か終え、 さあ、頑張りましょうと、気合いを入れ始めていたところでした。 「ああ、無理だ出来ない!!、、、でも どうして、またしてもこんなに、同じ時期に仕事って重なるのだろう!?」 と悲しく思いつつ、再度そのメールを見ると、 指揮者は、ブエノスアイレスのテアトロ・コロンの音楽監督が 振ると書いてあります。 テアトロ・コロン、といえば 南米の中でもひときわ重要な歌劇場。 カラスや、カバリエなども何度も歌って 語り継がれる名演を残しているようなテアトロ。 そこの音楽監督が、今回のツアーを振るのであれば、 やはりどうしても、一緒に仕事をしたくなりました。 しかも、Eメールには、参考として、このように、 それぞれの劇場の写真まで送られてきました。 こんなものを見てしまうと、 歌手魂がどうしてもうずき始めてしまいます。 (参考まで皆様にも、、、 関係ないのですが、中米にこんな立派な歌劇場が沢山あったなんて これまで私も、全く知りませんでした、、、!) Guatemala - Teatro Nacional Miguel Angel Asturias Nicaragua - Teatro Nacional Ruben Dario Costa Rica- Teatro Melico Salazar Panama - Teatro Anayansi さて 迷いに迷った私は、 こちらの歌手,演奏家の友人などに電話しまくって相談します。 みんな同じような経験の持ち主だけに 親身に話しを聞いてくれて、色々なアイデアをくれます。 それでも、 なかなか決まりません。自分のやりたい方をやろうと 仮に思っても、ちょうど50:50に思えるのです。 正直、どちらもやりたいのです。 ああ、少しでも日程がずれていてくれていたら、、、! 混乱し始めた私は、 とりあえず日本の事務所にこんな風に迷うなんて 怒られる事を覚悟して 正直に気持ちを打ちあけ、どう思うか意見をききます。 社長は、 「あなたがどうしてもそちらの仕事に惹かれて そちらの方がより、自分のプラスになると思えば そちらをやるべきだろう。日本のホールからはうちが 信頼を失う事になるかもしれないけれども」と。 さすが、社長。。。!!と その心の広さに尊敬、そして感謝しつつも、 逆にそう言われると、今度は ほんとうに日本の仕事をやめてよいのか不安になってきます。 さらに迷いの森に入る私、、、、。 この続きは、また今度に、、、! 人気blogランキングへ
sidetitleプロフィールsidetitle

asako tamura

Author:asako tamura
こんにちは。
ソプラノ田村麻子のブログへようこそ!!
またプロフィール、スケジュールなどの詳細は、
私の公式ホームページをぜひご覧ください→
www.asakotamura.com
また、
ご連絡は、こちらまで→
wakuwakusop@aol.com

sidetitle最新記事sidetitle
sidetitle最新コメントsidetitle
sidetitle最新トラックバックsidetitle
sidetitle月別アーカイブsidetitle
sidetitleカテゴリsidetitle
sidetitle検索フォームsidetitle
sidetitleRSSリンクの表示sidetitle
sidetitleリンクsidetitle
sidetitleブロとも申請フォームsidetitle

この人とブロともになる

sidetitleQRコードsidetitle
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。